そんなに泣かないで、君は笑顔が素敵だから。 そんなに怯えないで、いつものように微笑んでいて。 僕を嫌わないで…、僕は君を世界一愛しているから…。 君が僕を嫌いじゃ意味がない……。 でも………今の僕が求めてるのは、君の心以上に……君。君自身。 Summer Vacation ―永遠の夏―【2】 遠くから見ているだけで、幸せだった。 だけど、君が僕に近づいてくるものだから……話し掛けてくるものだから… もっともっと近くにいて、ずっとずっと話していたくなった。 それから、気持ちの変化に気付いて、友達として好きだという気持ちが違う好きになってた。 君が、僕だけのものじゃないと嫌で…僕だけの傍に、僕だけと一緒にいてくれないと満足できなくて…。 他の誰かにあの笑顔を向けられるととても不愉快に思えて…。 バカみたいに独占したいって思っちゃう自分がいる…。 そう、僕はバカだ。だけど…君が傍にいないと不安になるんだ。 君無しじゃ…もう…僕はだめになってしまうよ… だから、お願い。 笑って。 もっと笑って。 ずっとずっと、他愛も無い話をしようよ。 そして――――。 今みたいにもっと傍にいて…僕の傍にいると実感させて…。 英二、きみの温もりが感じられるように―――。 「不二、俺不二のこと好き、大好き。だけど…今の不二はどうしても嫌い…。」 イマノフジハドウシテモキライ―――――。 キライ――――。 キライ―――――――――――――――。 ごめんね…嫌われることをしてるのは僕なのに…そんな僕を好きになってなんて…。 だけど、僕は不器用だから、こんな方法以外にどうしたらいいか分からない。 だから、ユルシテ。 僕を好きになって、お願い、お願い、お願い――――。 君の涙をいくらでも拭うから…。 だから―――――。 ずっと一緒にいて、お願い、お願い、お願い――――。 「英二…スキ………」 どうしても涙がとまらない…どうして…だろう………。 ------------------------------------------------------------------------- ■□言い訳□■ 狂った不二様、【2】更新してしまいました。(笑 すみません、ホント。 【3】はハッピーエンドばーじょんと、ダークエンドばーじょんがありますので お楽しみに。(ぇ 03.9.21 |